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STATION
縞3.jpg

京都芸術大学前 ダックス

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monologue

さおり

友だちの、職場ちかくの 薬局にて

わたしたちは“待ち合わせ”をする

 

彼女は、わたしよりも いろんな

たくさんのことをかんがえながら

現在という時間を、生きているような気がする

 

この社会についても、恋愛についても

彼女には妥協がないように、おもえて

わたしは、無言で いつも、頷くばかりである―――――

dialogue

みお×さおり

 ……(――薬局にいるさおりのところに、みおがやってくる)

みお  ごめん、待った?

さおり ううん、そんなに待ってないよ

みお  “駱駝”でいい?

さおり いいけど、だいじょうぶ? 猫舌、さいきん悪化してきてない?

みお  猫舌に悪化とかあるの? 無いでしょ

さおり だって、熱いの食べれないから 喋りつづけるじゃん

みお  喋らないことだってできるよ

さおり いや、喋ってよ ごめん

みお  いつも、黙って聞いてくれてて ありがとう

 ……

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